花柄のホテルのお部屋。
猛暑が続いていたからか、お部屋のエアコンとは別に直置きの冷房も用意してくれていました。
この日は早起きして、涼しい午前中に街歩きをしようというタイムスケジュール。

コルマールは比較的大きな街なので、先に訪れた村と比べると賑やかな印象。
街並みは建物ごとにテーマを決めて飾りつけがしてあって、眺めるのが楽しい♪
ツールドフランスの自転車＆マイヨー、ハート、お鍋、クマちゃんがいっぱいのカフェなど…♡

コルマールといえば、この「la Petite Venise（ラプティットヴェニス）」の街並み。
昨日の夕方は観光客でいっぱいでしたが、朝の時間帯は誰もいなかったので、写真を撮りたい人は朝早い時間帯がおすすめ。

コルマールの街中はカナル沿いにお花がいっぱい！
前日の夕方に撮った写真ですが、こんな風にボートトリップも楽しめます。
「la Petite Venise」から歩いてくるとこの橋に到着しますが、ここもいい景色！

オフィス・ド・ツーリズムでもらった散策ルートマップ通りに、歴史的な建物の説明などを見ながら街の南半分をぐるっと回りました。
サンマルタン参事会教会の近くのショッピングストリートまで戻ってきた時に見つけたウェディングドレスのお店。
ブライダルのヘアメイクもしている仕事柄、ウェディングショップがあるとついチェックしてしまいますが、フランスは地方でも素敵なお店が多いです。
ここElisa Nessはコルマール拠点のアトリエだそう。
日本やアメリカのボリュームたっぷりのドレスも素敵だけれど、やっぱり私はフランスらしいナチュラルなドレスが個人的に大好きです♡

マルシャン通りはアンティークショップがずらり。
ここでは旅先で買い集めているクリスマスツリー用のオーナメントを購入しました。
大きなリボンが可愛いアルザスの伝統衣装を着た女の子♡
2枚目の写真のオーナメントも精巧な作りで素敵でした。

ふと中庭へつづく道を通ったら小さな美術館に辿り着きました。
自由の女神の彫刻家・オーギュスト・バルトルディの生家だそう。
コルマール出身だとは知らなくて「朝から回っていたルート沿いに自由の女神のパネルが埋め込まれてたのは、そのせいだったのね～！」と気が付きました。
その後、お昼まで時間が余ったのでサンマルタン参事会教会の内部を見学。

お昼はまた朝の場所に戻ってきて、カナル沿いにテラスがあるこちらのレストランへ。
アルザス地方のマンステールチーズのトーストがのったサラダ。
そう！オーダーしたのはサラダなんですが、このボリューム！笑
でもチーズがとっても美味しくてあっという間に完食♡

昼食後もコルマールの街歩きを楽しんでいましたが、暑くなってきたのでアンシ美術館へ。
伝統衣装を着たアルザスの子供達の絵柄が可愛いアンシの作品ですが、意外にも初期の作品はそれとは全く違うタッチの風景画でした。
他にも美しい村でよく見かけたアイアン看板や、オペラのパンフレット制作など、今でいうマルチクリエイター並みの活躍ぶり。
戦前と戦後のアルザスの様子を比較したユーモラスで可愛い絵も細部まで描かれていて面白く、コルマールへ来たなら是非訪れてほしいです。
私は画集を買ってしまいました。

ピンクの駅舎が可愛いコルマールの駅。
コルマールに別れを告げて、TGVでパリへ戻りました。
パリから気軽にアクセスできるアルザス地方。
今度はクリスマスシーズンの冬に訪れてみたいです。