夫は朝からお城まで歩いたあとプールで泳いでいましたが、私はゆっくり起きて身支度。
そのあと一緒に朝食へ行きました。
フランスにしては珍しくチーズがたくさん、アルザスのお菓子"クグロフ"もありました。
ふだん甘いものをあまり食べない私ですが、このクグロフとっても美味しかった！
朝食でクグロフを食べない人にはお土産用に渡してくれるらしく、隣の席の人は綺麗にラッピングされた包を受け取っていました。
最後の写真は村で売られていたクグロフの型、お菓子作りはもちろん飾っておくだけでも可愛いかも♪
バス停がすぐ近くなので、朝食後10時過ぎのバスでコルマールへ戻りました。

コルマールへ戻り、ホテルへ荷物を預けた後はタクシーでエギスハイムへ。
エギスハイムに到着したのは、ちょうどお昼の12時頃でした。
（コルマールからエギスハイムまではバスもあるのですが、ちょうどバカンスシーズンで使いにくい時刻しかありませんでした。タクシーで片道約10分・15ユーロでした）
エギスハイムは小さな路地にお花が沢山咲いている可愛い村。
この地域独特のアーチ型のドアも、ドアが好きな私にはたまらなかったです♡

みんなが上を見ながら騒いでいるので「何だろう？」と思って見てみると、屋根の上にコウノトリがいました！
過去にストラスブールなど何度かアルザス地方へは来ていたのですが、まだ1度もアルザス名物のコウノトリには出会えていなかったので大興奮！
教会の上のコウノトリはずっと動かなかったので「あれ？こっちはオブジェなのかな？」と思った矢先に羽を動かしました。オブジェを置くわけないよね…笑
後で知ったのですが、エギスハイムはいつもコウノトリがいるみたいです。

エギスハイムの中心にある教会、内部は比較的新しいようで色彩豊かでした。
この日も暑かったのでお昼ご飯を食べる気力がなく、教会裏にあるカフェでペリエとアイスクリームをランチ代わりに食べました。
ホームメイドっぽい素材の味がするアイスクリームで美味しかったです。

エギスハイムは2013年に「Les plus beaux villages de France（フランスの最も美しい村）」に認定されています。
周辺には、他にも「ウナヴィール」と「リクヴィール」があるので、コルマールやエギスハイムと合わせて回るのもよさそうです。
おとぎの国の物語に出てきそうな街並みを歩くだけで、胸がいっぱいになるアルザス地方の村。

エギスハイムでもアルザスらしいアイアン看板がいくつもありました。
載せている写真はほんの一部。ぜひ実際にエギスハイムに来て見つけてほしいです。
有名なお店や何か特別なアクティビティがある訳ではないのですが、村の中にあるパネルで歴史を学んだり、可愛い建物やお花に癒されたり…そんな風に過ごすのが「美しい村」の楽しみ方なんだと思います。

16時前にはコルマールへ戻って、ホテルへチェックイン。
少しだけホテルの周辺を散歩しましたが、暑かったので夜までお部屋で涼んでいました。
ディナーはちょっと早めに19時からオープンのレストランへ。
アルザスといえばの「Flammekueche（フラムクッシュ）」を食べました。
フラムクッシュは薄い生地に生クリーム・ベーコン・オニオンの載せて焼いたピザのようなもの。
お店によってはストップをかけないと、どんどん次が出てくる"わんこそば"的な要素もあります。