ショコラトリー・ドゥ・モナコという公室お気に入りのショコラトリー。1920年にピエール・マルーニとフランソワ・リカールの2人が創業した、モナコ王室ご用達のチョコレートだそう。

グレース・ケリー公妃の結婚式の引き出物にも選ばれたことでも有名です。
ショップの奥のカフェで、チョコレートアソートを楽しみながらほっと一息。その後、日本へのお土産にどっさり買い込んでしまいました。（日本人の店員さんもいます）

パッケージも、バラエティ豊かですごく素敵なんです！
色々なデザインがありますが、カップケーキのようなチョコレートの形が多いですね。

いかにもモナコ王室御用達というロイヤル感溢れたものもあれば、動物モチーフのなごみ系まで、たくさんのチョコレートにあふれた店内でした。

ランチなのにバー？ そう、こちらはオテル･ドゥ･パリ内にあるナイトスポット。奥には舞台があって、ナイトタイムにはミュージシャンのジャズの生演奏を堪能できるそうですが、日中もカフェとしても使い勝手抜群。打ち合わせをしているのかな？というお客さんも見かけましたよ。

私たちは窓際の席でゆっくりランチを。フレンチのコースが続いていたので、この日のランチはちょっと軽めに、シーザーサラダをいただきました。
ゆったりとホテルランチを楽しめるのも、モナコライフの醍醐味♪

モナコ全体を見渡せる、小高い岩山の上にある熱帯植物園。ここは、モナコの隠れた見どころだと思います。何千種もの熱帯植物が植えられていて、見晴らしも最高！

とても開放感のある植物園の、たくさんの珍しいサボテン道を通っていくと、鍾乳洞の入口へ！ 時間制で（1時間に1回？）、案内ガイドさんと一緒に入ることができます。

鍾乳洞は、何千年もかけて大自然が作り出した作品。神秘的な心地よさを味わいつつも、ここまででかなり歩き回っていたこともあって、最後に上へあがるときの階段が、本当にきつかった～笑！

アートの企画展は写真に収められませんでしたが、飾られているアート以外にも、階段のステンドグラスや床のタイルなど、美術館のインテリアにもこだわりがうかがえました。ここにもサボテンがいくつも飾られていましたよ。

それと、私のお気に入りは、美術館のエントランス前の広場に座ると見えるモナコの海の景色！ さえぎるものがなく広がる海がとても美しくて、もっと長い間ここでぼーっとしていたいな～と思いました。

広すぎる美術館は歩き回って疲れて体力勝負…という側面がありますが、ここでは忙しない感覚とは無縁の、のんびりとした素敵なひとときが過ごせます。

小さい頃、絵本で見たような、こんなおとぎ話のような場所が本当にあるんだ～！
そう感激で満たされたのが、鳥（鷲）の巣のような造りから「鷲の巣村」とも称されるエズ。

エズはフランス南部のニースとモナコの真ん中に位置し、ニースからはバスで20分程。コートダジュールにありながら、海抜427mの高さに位置するこの村からは、地中海の景色が一望できます。小さい村ではありますが、静かに絶景を楽しめるということで、進んでいくと、ラグジュアリーなホテルやレストランがあるのも頷けます。

細い小道を歩いていると、中世にタイムスリップしたかのよう！ サイドにちょこちょことあるお土産屋さんを見ながら小道をどんどん登っていくと、途中にハーブや、ハーブで作られた手作りせっけんのお店が見えてきました。しっかりと香りの残った、野生のハーブのパワーを実感。

なんだか物語のなかに入ってしまったような、不思議な感覚になる可愛い町でした。