まずはじめに、ラオスの基礎情報についてです。
ラオスはタイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、中国と隣接しており、東南アジアで唯一、海に面していない内陸国。
欧米での人気が高く、常に人気旅行先として上位に挙がるそうです。
欧米人の旅行客が多くいるのが印象的です！

【国名】ラオス人民民主共和国
【首都】ビエンチャン（タート・ルアンはラオスを代表する仏塔でもあり、ラオスのシンボル）
【大きさ】236,800㎢（日本の本州ぐらい）
【時差】日本時間から−2時間
【アクセス】日本からの直行便はなく、バンコクやハノイ経由が一般的
【通貨】Kip
【言葉】ラオ語
【気候】基本的には日本の夏服で過ごせる（北部や12〜1月は羽織ものがあると◎）

次に、ラオスの衣装や食事などの文化についてご紹介します。

まずはラオスの正装についてです。
シンというスカートとタービアンという肩からかける布をつけ、お正月や結婚式などによく着るものです。全体的に色鮮やかな印象でとっても可愛いですよね！
ラオスらしい光景として、川沿いでは舟で托鉢をする僧侶を見ることがありますが、この時女性たちもシンとタービアンで正装します。

そしてラオスの食事ですが、主食はもち米。
手で摘みながら食べるんです！そしてレモングラスや塩辛に似たパーデークという調味料を使うことが多く、タイ料理に近いようなイメージです。
全体的に辛味の強い料理が多いのですが、エスニック料理が好きな日本人女性はやみつきになる方も多いのでは？

ここからは、ラオスの世界遺産についてご紹介します。

ラオスには以下3つ世界遺産があります。
●ワット・プー
●ジャール平原
●ルアンパバーンの街

【ワット・プー】とは、ラオス南部に位置する、1,000年以上前に設計された遺跡群。メコン川クルーズでも訪れる事ができ、アンコールワットのような神秘的な雰囲気が印象的な人気の観光スポットです。

次にラオス中央部に位置する【ジャール平原】（シェンクワン県の巨大石壺郡）。
不思議な形のツボが一面にごろごろと置かれており、こちらは2019年に世界遺産に登録されました。
鉄器時代の葬儀に使用された2,100以上の巨大な石壺からその名前が付けられたのだとか。

続いては、街全体が世界遺産となり、またラオスで最も人気のある街【ルアンパバーン】！
古くて美しい街並みが“まるで京都のよう”と表現する方も多くいるそう。
キレイなカフェやホテルも多くあり、美しい街並み散策や、カフェで“ビアラオ”というビールを飲んでまったり過ごすのもおすすめ。

またルアンパバーンは、ナイトマーケットも人気です。
おすすめのお土産は、テキスタイル類。丁寧な手仕事で織ったテーブルランナーや、少数民族特有の刺繍やモチーフを活かしたクッションカバーや小物類も。ナイトマーケットで値段交渉をしながら買うのもいい思い出になりますね。

ここからは、ラオス各都市でのおすすめスポットや過ごし方をご紹介します。

まずは【バンビエン】（ワンビエン、ヴァンヴィエンと表記することも）。
バンビエンはバックパッカーに人気の観光地で、アウトドアアクティビティがよく知られています。最近では、ユニークなホテルもオープンし、今後益々注目されること間違いなし◎

2020年12月には高速道路が開通し、首都ビエンチャンから約1時間半で行けるようになり、また電車でも中国ラオス鉄道のバンビエン駅が開業したことで1時間程で行けるように！
日帰りでも十分に楽しめるようになりました。

＜おすすめスポットのご紹介＞
【ホテル】
「バンビエン　アンサワン　リゾートホテル（Vangvieng Angsavanh）」
2021年にオープンしたリゾートホテル。大自然に囲まれて、広大な敷地にさまざまな宿泊エリアやレストランがあり1泊でも十分！エステやSPAも楽しめ、写真映えスポットも盛り沢山です。
URL：https://www.facebook.com/vangviengangsavanh/

【アクティビティ】
「熱気球」
バンビエンの人気アクティビティの一つ。気球に乗って自然豊かな中、日の出、日の入りを空から眺めることで非日常を感じられます。

【カフェ】
「バンビエンコーヒー」
バンビエンで新しくできたコーヒーブランド。ラオスでは南部のコーヒーが有名ですが、北部でもクオリティーの高いオーガニックのコーヒーを育てていて、お土産にもおすすめです！
URL：https://www.facebook.com/Vangviengcoffee

次は、ラオスの中部にある【カムムアン県】についてご紹介します。

ビエンチャンから南に車で４時間程と距離はありますが、
自然が豊かで、ダイナミックなアクティビティがたくさんで、おすすめです。

＜おすすめスポット＞
【ホテル】
「スプリングリバーリゾート　（Spring River Resort Konglor）」
大自然に囲まれたリゾートホテル、アクティビティもたくさんあります。川に入ることも出来たり、カフェもあるのでリラックスした過ごし方も。
URL：https://www.springriverresort.com/

【ホテル】
「ロックロッジ（The Rock Lodge）」
2021年12月オープンしたロッジ型ホテル。見た目も可愛いキレイでおしゃれなスポットです。一泊USD30程で泊まれます！

【アクティビティ】
「ロック　ビューポイント（The Rock Viewoint）」
巨大な岩に囲まれた中、歩いて渡ることもできますが、ジップラインも楽しめます。スリル満点なアクティビティでワクワクすること間違いなしです！
URL：https://greendiscoverylaos.com/tours/highlights-of-the-rock/

いかがでしたか？
まだまだ日本人にとっては未知なことが多いラオスですが、欧米人からの人気は根強く、世界遺産、大自然、グルメ、リゾートなど・・・・各都市によってさまざまな魅力があるのが特徴です。

最近では新しいホテルやカフェも多く出来ているようで、今後ますます注目すべきデスティネーションのひとつ！是非アフターコロナの渡航先としてご検討ください。

そしてまだラオスに行った事のない方にも、行った事のある方にも是非読んでいただきたいのが、書籍「恋するラオス」。ラオスの魅力を、著者の体験を中心に10のキーフレーズと多数のヴィジュアルでまとめているもので、日本にいながらラオスに触れられる楽しいエッセイ＆実用書として、少しでもラオスに興味を持った方は是非手にとっていただけると嬉しいです◎

「恋するラオス」
1,100円［税込み］
オールカラーA5版 132ページ
https://www.laos-club.com/

※記載されている情報は2022年3月現在の情報です。渡航の際はHPなどで最新の情報をご確認下さい。