夏のニースは人気バカンス地ということもあり、出国ゲートは大混雑。おかげで乗りたかったバスに間に合わず、空港からニースまでタクシーで移動することに。

バスだったら6ユーロだったところを、タクシー代で32ユーロ。早速出鼻をくじかれてしまいました。

ニースに到着したら、ホテルに荷物を置いて、最初の目的地であるエズに出発します。

ニースからエズまでは、バスで行く方法と電車とバスを乗り継いで行く方法があります。バス1本で行く方法が一般的ですが、私たちの宿泊するホテルがバス停よりも鉄道の駅の方が近かったことから、電車とバスを乗り継いで行くことにしました。

鉄道ニース駅からエズ駅までは、電車で15分ほどの距離。ただし、目的地であるエズ村は、エズ駅からバスでさらに15分ほどかかります。バスの運行時間が限られているため、事前に調べたうえで行くことがおすすめ。

私のブログに詳しいアクセス方法を書いているので、よければご確認ください。
https://yyuurrii.com/2020/04/18/eze/

エズは標高450mｍの崖の上にある村。中世の頃に敵からの侵入を防ぐために、城壁を巡らせて作ったと言われており、その形から「鷲の巣村」と呼ばれています。

村の上に位置する「熱帯植物園」にはコートダジュールの大絶景を見渡せるスポットがあるので、村の中を散策しながら、熱帯植物園を目指すことにしました。

エズ村の入口から少し歩くと、素敵な写真スポットを発見。

石造りの建物をバラ・ブーゲンビリアが彩り、歩くだけで絵になるようなスポット。

しばらくここに留まって写真タイムに…。

石壁で囲まれたエキゾチックな雰囲気が漂うエズ村。

1〜2時間でまわりきれてしまうほど小さな村ですが、異国情緒漂う村の魅力に引き寄せられるように足が止まってしまい、なかなか先に進めません。

まるで映画の中の世界に迷い込んだみたい。

目的地である熱帯植物園は村の頂上…ということで、旅路はずっと上り坂。

おいしそうなジェラート屋さんでアイスを食べて小休憩を挟みます。

エズは小さい村ではありますが、高級ホテルやレストランもあり、リゾートで訪れる方も多いとのこと。ジェラート屋さんやカフェも何店舗か見つけました。

歩いていると、かわいい扉を発見。草木に囲まれたレトロなデザインが、まるで絵本の中のよう。

「おとぎの国」と呼ばれる場所はたくさん行きましたが、エズのようなモノトーンをベースにしたかわいい場所は初めてで、歩くたびに気分が上がります。

ついに憧れの「熱帯植物園」に到着。

早速中に入り、頂上の展望スポットに向かいます。

青く輝く地中海に、遠くに見える海岸線、クリーム色のエズの建物の上にたなびくフランス国旗。まさに南フランスの美しさを凝縮したような大絶景に、言葉も出ないほどに感動しました。この景色を見るために来るだけでも十分に価値があるほど、素晴らしい眺望です。

【料金】大人：6ユーロ、子ども：無料
【住所】Rue du Chateau 06360, Eze
【営業時間】（変更の可能性があるので、必ずご確認ください）
1月・2月・3月・11月・12月： 9時～16時半
4月・5月・6月・10月： 9時～18時半
7月・8月・9月： 9時～19時半

熱帯植物園でエズの絶景を楽しんだ後は、バスでニースまで戻ります。

軽く夕食を済ませたら、長旅の疲れを取るためにも早めに就寝。

翌日は「南フランス・モナコを1日3都市観光」という弾丸ツアーを遂行するのですが、その様子は次のコレクションで＊

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。