独立した一棟のレセプションに到着。

まず目に入ってくるのは壁いっぱいに掛けられたリュックの数々。この中から好きな１つを選び滞在中に借りることができます。

リュックの中身は森の中の滞在に役立つ5点セット(クッション・双眼鏡・カイロ・ビスコッティ・ヘッドライト)。受け取ったらいよいよグランピングの始まりです！

星のやオリジナルJEEPに乗り込み、急な坂を上りきったらキャビン(客室)が見えてきます。

チェックインはキャビンで。感染防止対策としても、人目を気にせずくつろげる点でも、嬉しい対応です。

そしてちょうど夕暮れの時間帯、キャビンから見えるこの景色は圧巻！星のや富士は全室富士山ビューです。

今シーズンは雪が少ないと言われる富士山も、やはりこのシルエットはとても美しく、日本を代表する世界遺産をまるで独り占めしているような造りでした。

ダイニングでの夕食は17:30～/19:00～の2部制です。

席に着くとまず目に入るインビテーションカードは、まるで森の中のパーティーに招待されたみたい♡ 中に書かれたグランピングらしいメニューにワクワクします。

一つ一つの演出にも感激ですが、なんと言ってもお料理がおいしい！

グランピングというと、自然の中で過ごす非日常がフィーチャーされがちですが、星のや富士はお料理がこんなにもおいしいなんて。今回の滞在の満足度をグッと引き上げてくれました。

メインは牛肉と鹿肉のグリル。小学生の子どもはハンバーグです。

それらがオープンキッチンのグリル台で調理されます。ダイニングの真ん中に位置しているので、それそのものがパフォーマンスの一部のよう。立ち上がる炎を見て驚き、ジュージューする音に期待が高まり、漂ってくる香りにさらに食欲を刺激される。思わずワインも進みます。

そして最後は選べるデザート。夫がオーダーした「スモア」はまさにグランピングらしいデザート。

キャンプファイヤーで柔らかくしたマシュマロとチョコのサンドが定番ですが、ここではマシュマロとショコラの瓶づめ。フタを空けると瓶いっぱいだったスモークがもくもくと解放されていきます。

最後の最後までこだわりの演出。とても楽しく、おいしい食事でした。

星のや滞在で嬉しいのは季節のイベントやアクティビティが豊富に用意されていること。この日はちょうど大晦日。

ライブラリーカフェでは年越しそばが振る舞われていました。焚き火ラウンジでいただきます。

冬のグランピングは寒さが心配でしたが、冬でも楽しく温かく過ごせるアイテムがたくさんちりばめられているので、全く寒さを気にせず過ごせました。

キャンプファイヤーやランタンの灯りに癒されながら、健康に楽しく一年を過ごせたことに感謝です。

Day2 》次の日は、お正月だけの特別メニューに舌鼓。グランピングならではのキャンプ用品を使ったお節をいただきます！
https://tabi-muse.com/collections/view/2326/2