2019-12-13 〜 2019-12-13

【女性とキャリア】TabiMUSEプロデューサー・野々村菜美に聞く!「TabiMUSE誕生ヒストリー」

TabiMUSEプロデューサーとして、メディア運営や商品プロデュース ツアーやオリジナルツアー販売など多岐にわたって活躍する野々村菜美。

今回編集部は、TabiMUSEがどのように誕生したのか、そして起業するまでのストーリーや、これからのビジョンをじっくりとうかがいました。

#ハワイ
#女子旅

TabiMUSE編集部

TabiMUSEは、オトナの女性のために厳選したホテル・グルメ・スパ・ショッピングなどの情報をお届けする海外旅行専門メディアです。 ブログやInstagramで人気の女性たちがおすすめする、海外旅行に役立つ最新情報をお届けします。 次回の旅行計画のご参考に♡

AM 07:00

Tokyo, 日本

【ーーTabiMUSEを作ったきっかけを教えてください】

野々村:

もともと海外旅行が好きで、いろいろな国に出かけていました。でも、おしゃれな情報が少なく、ガイドブックや現地在住の日本人ブロガーさんなどを何サイトも見て回ったりと、旅の情報を集めることにとにかく苦労をしていました。

"自分と趣味・嗜好のあった人の旅の情報"を一つのサイトで知ることが出来たらすごくいいなと思ったのがTabiMUSEを作ったきっかけです。今っぽい旅のトレンドやスタイル・信頼出来る情報が詰まった旅メディアがあったら旅の事前準備がもっとワクワクするなと。

前職はPEACH JOHN(ピーチ・ジョン)で企画の仕事をしていたので、やりたいことはまず企画書に起こしてみるという習慣がついていました。そこで、思いついたアイデアを元に早速企画書を作ってみました。

その時は起業したいというより「旅のメディアを作りたい」と思って動き始めました。

Tokyo, 日本

AM 08:00

Tokyo, 日本

【ーーなるほど。1枚の企画書からスタートしたのですね。その後、どのようにTabiMUSEを作っていったのでしょう?】

野々村:

まずは2014年12月に登記をして株式会社を作りました。会社といっても立派なオフィスはなく、当時は自宅で1人で仕事をしていました。

まずはMUSE(ミューズ)となる方に記事を書いてもらわなければメディアとして動き出せないので、今まで旅の参考にしていたブロガーさんにDMやメッセージをお送りしてMUSEとして記事を書いてもらえないか、直接ご相談してみたんです。

とにかく情報の「質」にこだわりたかったので、どんな方にMUSEになっていただきたいかは最初からこだわっていましたね。

と言ってもメディアといっても、まだ形が何もなかったので「TabiMUSEをどんなメディアにしたいのか」という熱い想いコンセプトをメッセージに込めてお送りしていました。

最初はその想いに賛同してくれた10人のMUSEでTabiMUSEをスタートしました。

Tokyo, 日本

AM 09:00

Tokyo, 日本

【ーーTabiMUSEをリリースしてから大変だっとことや壁にぶつかったことはありますか?】

野々村:

もちろん沢山あります。旅行業界はもちろんメディア運営も初めてだったので、分からないことだらけでした。

起業して初めてぶつかった壁は「どうやって売り上げを作るか」ということでした。

「分からないなら分かる人に聞いてみよう!」と思い、女性起業家やメディアに自らアプローチをして根掘り葉掘り色んなことを聞いて一つ一つ実践をしていきました。

その内にこういう事はこの人が詳しいから紹介してあげるよと、どんどん起業家の人をご紹介いただきネットワークが広がっていきました。

Tokyo, 日本

AM 09:30

Tokyo, 日本

【ーーTabiMUSEの立ち上げが進んだのも、自ら起業家に直接アプローチしたその「行動力」にあったわけですね。さらにメディアを大きくする上で実践したことはありましたか?】

野々村:

メディアを運営することと、サイト開発やさらなるバージョンアップには時間とお金がかかります。当時色々と考えて、サイトをリリースしてから半年後に資金調達をすることにしました。

TabiMUSEの伝えたい想いに共感してくれるインベスターさんを探して私に出資してくださいと自らアプローチをしていきました。

女性起業家の先輩として尊敬していた経沢 香保子さんもTabiMUSEの想いに共感していただき出資をしていただいたお一人です。

資金調達を経て、TabiMUSEをもっと楽しんでもらえるように、サイトの機能改善や、サービスの充実を業務委託の方を交えながら少しずつ進めていきました。

Tokyo, 日本

AM 10:00

Tokyo, 日本

【ーーインタビュー中の今も、TabiMUSEへの強い情熱が伝わってきますが、その揺るがない想いはどこから溢れ出てくるものなのでしょうか?】

野々村:

私にはTabiMUSEは女性にとって絶対に有益な情報になるという確信があり、サービスをより多くの方に届けたいという目標があります。

「海外旅行ってニッチじゃない?」なんていうネガティブな意見もいただくこともあり、最初は落ち込んでたりしていましたが、TabiMUSEが届けたいサービスに賛同してくれるミューズがいることと、「いい旅の情報を届けるんだ!」という最初に自分が決めた想いに立ち戻った時に想いが揺らぐことはなくなりました。

Tokyo, 日本

AM 11:00

Tokyo, 日本

【ーー色んなことを乗り越えて今年5年目を迎えたTabiMUSEですが、2019年は大きなリニューアルもありましたね!】

野々村:

はい、今年はサイトリリース以来、初めて大きなリニューアルをしました。今までは旅の情報が一覧で並んでいるデザインでしたがリニューアル後は、読者のみなさんにもっと「MUSE」の存在を知っていただくため、MUSEにフューチャーした「Pick Up MUSE」から、その人の旅を見てもらえるような機能を新たにつけました。

そして「特集」を組むことで、毎回異なる旅の軸から、お気に入りの旅スタイルを見つけてもらえるような機能も追加しました。そうすることで今まで興味がなかった国の新しい魅力を見つけてもらえたらと思っています。

「知らなかったディスティネーションとの出会い」
「オシャレなこの人が行っている旅先に行ってみたいという“人”から探す旅」

TabiMUSEが目指しているのはこのような新しい旅のスタイルです。

メディアとしてスタートした会社でしたが、大きなイベントを開催したり、トラベルグッズやツアーををプロデュースしたり。スタート当初は想像もしていなかったことにチャレンジ出来た一年でもありました。

Tokyo, 日本

PM 12:00

Tokyo, 日本

【ーー今後の展望を教えてください!】

野々村:

この度表参道にオフィスを借りました。ここをスタートとして読者の皆さまが気軽に遊びに来れるような場所にしたいと思っています。

皆さんで一つのものを作り上げたり、新しい何かを学べたり、人生の悩みを相談出来たりと「旅好きの女性」が繋がれる場所にしたいと思っています。MUSEの皆さんにはこれからもっと活躍できる場所を作っていきたいと考えています。MUSEのクリエイティブセンスを活かして、企業とのお仕事に活かせるようなきっかけ作りや、オリジナルツアーを作りと色々と計画しています。

私1人から始まったTabiMUSEですが、TabiMUSEの想いに共感してくれるキャリアを持った素敵なチームが出来てきたので、これまでには出来なかったようなことにもどんどん挑戦していきたいです。さらに旅を軸として輝ける女性を増やしていきたいと思っています。

これからのTabiMUSEにご期待ください!

Tokyo, 日本

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TabiMUSE編集部

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