2017-05-19 〜 2017-05-24

過去を知り今を生き未来に繋げる 〜人生の幅が広がったオーストリアの旅〜

オーストリアのウィーンを初めて意識したのは、映画「Before Sunrise」を観た20年前。
あの時から私にとって、オーストリアは特別な思いがある国でした。
今回、念願叶って訪れたオーストリアでは、今まで訪れた他のヨーロッパの国々では感じなかった高尚な雰囲気に包まれ、初めて訪れたのに、どこか懐かしい暖かい気持ちになりました。
正直、なんでもっと早く足を運ばなかったのだろう。と少し後悔したくらい。
オーストリアの歴史を知り見聞が広がり、世界観が大きく広がる旅になり、自分が少し成長できたかも。なんて思えたことが1番嬉しかった!

【オーストリア政府観光局HP】
http://www.austria.info/jp
【ウィーン市観光局】
https://www.wien.info/ja/travel-info/tourist-info

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大日方 久美子

パーソナルスタイリスト

2013年よりパーソナルスタイリストとして独立。独立後に始めたインスタグラムでは、服の値段にかかわらずエレガントでスタイリッシュな着こなしを提案し現在約8万人のフォロアーを持つ。 2016年4月に初となる著書 “エレガント”から作る大人シンプルスタイル を発売。サーフィンを目的としたサーフトリップ、アートや歴史を知るヨーロッパトリップ、ライフスタイルを見つめ直すには、アジアやNYへ。

AM 09:00

MuseumsQuartier

ホテルの朝食をスルーし、この日は街中にあるキオスク的スタンドで購入したパイを片手に、目的であるミュージアム クォーター、通称MQへ。

旅の間、一度は地元のジャンクフードを食べるのも私の決まりごと。
ウィーンはスタンドのパイすら美味しかった♡ 満点!

向かった先のMQにはバロック建築から近代建築まであらゆる建築物があり、今は美術館として使われています。

アート?建築?なにそれ美味しいの?という方も、モダンでオシャレな雰囲気を360度楽しめる場所なので、日本にはない景色を是非見ていただきたい。
実際、ウィーンの若い子たちがこの場所のフリースペースに集まってはコーヒーを飲んだりしているそうです。(オシャレ)

今回の旅で出会ったウィーンの画家、エゴンシーレ。
私は初めて見たのですが、この絵、100年以上も前に描かれたとは思えないほどモダンで衝撃でした。
なんだろう、この物凄く見たことある感は。としばらく眺めていたら、現代のアニメの作風に似てる!
一流の漫画家はアートに精通していると聞きますので、シーレの作品からインスパイアされた漫画家もたくさんいるのかな。

ちなみに私は漫画「ジョジョの奇妙な冒険」が浮かびました。
こんな発見があるからアートって面白い。
建築家ワーグナー同様、シーレも時空を一気に超えてきた人でした。

美術館の1Fには、本格的なコーヒーを楽しめるカフェスタンドもあるので、ゆっくりラテを飲み休憩しながらアートを楽しめます。

MuseumsQuartier

PM 01:00

Prater Park

プラータ公園の一角にある「プラータ遊園地」。
ここもウィーンに来たら絶対に来てみたかった場所。

目的は約120年前に作られたこの大観覧車に乗るためです。
映画「Before Sunrise」のワンシーンが撮影された場所で、2人がプラータ公園を見下ろしながら初めてキスをしたのが、この大観覧車の中。
観覧車でキスをする。という使い古されたように思えるシチュエーションが「Before Sunrise」の手にかかると今見てもオシャレー!!と思ってしまうほど、とにかくセリフがいいの。
そして撮影場所にウィーンを選ぶ時点で監督のセンスが抜群なことを、訪れてみてより強く実感しました。

と、話はそれましたがこの大観覧車、なんと貸切ができるのです!(盛大に拍手)
予約をすれば観覧車の一つを貸切にし、シャンパンや軽食、夜ならディナーも楽しめる。
こんな観覧車、聞いたことない!
貸切をしてくれていたことを知らなかった私たちは、一歩足を踏み入れた瞬間に大騒ぎしてしまうくらい興奮しました!
シャンパンを片手にプラータ公園を見下ろした感動は宝物です。

そしてドレスアップをして観覧車ディナーを楽しんだあと、ノスタルジックな夜の遊園地を堪能できたら、それはまるで映画の世界。
「ドレスでジェットコースター」もプラータ遊園地なら叶うかも♡

Prater Park

PM 02:00

Burggarten

旅先でピクニック。
日常でもこんな可愛いピクニックセットでランチを堪能したことがなかったのにウィーンで体験することができました。
しかも手軽に!しかも絶品!しかもお手頃!

コスパの高さに驚いたこのピクニックセットは、ウィーン国立歌劇から徒歩5分にある「THE GUEST HOUSE」でオーダー。
この日はお店の前が馬車の休憩所になっていたので、待っている間も楽しかったですが事前予約すれば時短も可能です。
可愛いカゴバッグに入ったメインのバーガーとドリンク(3種)、フルーツ、デザートが入って約€30。

旅先でのんびりランチをするってとても贅沢な気分になりますが、それがピクニックならなおさら。
ウィーン国立図書館を眺めることができる「ブルク公園」でのピクニックは、みんなにお伝えしたいとっておき情報です。

そしてこの日のコーディネートは、遊園地とピクニックがメインスケジュールだったのでカジュアルにまとめました。
初夏のヨーロッパは急に冷え込むことがあるので、ライダースがあると便利。
パンツは機内ではいていたワイドパンツで、足元をヒールに変えればフォーマルな場所にも対応できる優れもの。
Tシャツもブラックで大好きなアーティストの古着のコンサートTシャツ。
ちなみに私は好きなアーティストのコンサートTシャツが好きで、古着屋さんで見つけると必ず買います。
ウィーンの古着屋さんにも掘り出し物がありそう。

Burggarten

PM 04:00

Café Sperl

カフェ巡りが好きな方に朗報です。
ウィーンにカフェ、めちゃくちゃあります!
16世紀から始まったと言われているウィーンのカフェ文化。
しっかりと現代に根付き、カフェメニューはコーヒーだけで数十種類あるところも。
だから、1日カフェ巡りをしても足りないくらいなんです。(大小合わせて5,000件はあるらしい)

今回、私が絶対に行ってみたかったのが「Café Sperl」。
1880年創業の伝統あるカフェで、またもや映画「Before Sunrise」の名シーンが撮影された場所。
古き良き店内は地元の人が日常をのんびり過ごす、リアルな姿を垣間見ることができました。
新聞をひたすら読み続ける人の隣ではMacで映像を見る人も。若者からご年配のご夫婦まで世代を超えて愛されている「Café Sperl」。
朝食も美味しそうでしたが、23時までオープンしているので、夜カフェにも最適。

地元の人にも愛されているケーキショップ「aida」。
ピンク色のインパクトのある看板に、ピンク色の椅子や店内。
女の子がときめく要素が詰まっているカフェ、といっても過言ではない、素敵なカフェです。

Griechengasse通りにある「Fenster Cafe」は、ウィーンで唯一の「窓カフェ」。
歴史ある黄色の壁の窓がお店になっているんです。
こちらはテイクアウトスタイルのカフェなので、ここでコーヒーを購入して街散策はいかがでしょう。

他にも、街を歩けばカラフルなカフェや壁、コーヒースタンドなど、可愛いお店がたくさんあるので、お気に入りのお店を見つけるのもいいかも。
お気に入りのお店があれば、また戻ってきたくなるからね。

Café Sperl

PM 07:00

Wiener Konzerthaus

音楽の都ウィーン。
旅中はずっと、カラヤン率いるウィーンフィルのアルバムを聞き、クラッシックにどっぷり浸っていたので、オーケストラ演奏を聞かないわけにはいきません。

そしてオーストリアと言えば、モーツアルト。
あの「きらきら星(きらきら星変奏曲)」も、モーツアルトが作曲しました。

オーストリアに行き、
モーツアルトを身近に感じ、
本場のオーケストラを聴きに行く。

こんなことが簡単にできる環境は、人生観を一回り大きくしてくれるかも。

オーケストラと言うと、少し敷居が高い印象を受ける方もいるかもしれませんが、ここウィーンでは、まるで映画を観る感覚でオーケストラを聴きに来ているようなラフな方も、たくさんいらっしゃいました。
私はせっかくだからドレスアップ。
ひとみちゃんもくろちゃんも一緒にドレスアップ。
オシャレして向かった方がやっぱり楽しい。

オーケストラを堪能した帰りは、近くのソーセージスタンドで名物のチーズソーセージ(絶品×100)をパクリ。
このギャップが好きだったりします。

▽【4日目】絶対に行くべき、感動の絶景「メルク修道院」
http://tabi-muse.com/collections/view/877/4

Wiener Konzerthaus

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大日方 久美子

パーソナルスタイリスト

2013年よりパーソナルスタイリストとして独立。独立後に始めたインスタグラムでは、服の値段にかかわらずエレガントでスタイリッシュな着こなしを提案し現在約8万人のフォロアーを持つ。 2016年4月に初となる著書 “エレガント”から作る大人シンプルスタイル を発売。サーフィンを目的としたサーフトリップ、アートや歴史を知るヨーロッパトリップ、ライフスタイルを見つめ直すには、アジアやNYへ。