【徳島県へのアクセス】
東京から徳島へは飛行機で向かいます。
少し遠い場所というイメージがある徳島ですが、実は羽田空港からわずか1時間ちょっとで行くことができ、雄大な海と山が近づいてきたらあっという間に「徳島阿波おどり空港」へ到着。

飛行機は朝7時台から、夜の8時台まで多くの便が発着していますので貴重な週末の休みをフル活用できるデスティネーションです。
また、大阪や神戸方面からは直行の高速バスも数多く運行していますので関西圏からのアクセスも抜群！

今回巡った【四国の右下】は、その名の通り地図で見て四国の右下側にある、徳島県南部の1市4町（阿南市・那賀町・牟岐町・美波町・海陽町）のエリアです。

【四国の右下へのアクセス】
空港から四国の右下の中で一番近い阿南市までは車で約1時間。日の光を浴びてキラキラと輝きながら蛇行し流れる川に、風に揺れるススキの穂、どこまでも青く広がる海…。変化する景色を見ながらのドライブは、飽きることがありません。

【四国の右下の魅力】
四国の右下エリアは温暖な気候の中でゆったりと羽を伸ばしながら、変化に富んだ海岸線が楽しめる室戸阿南海岸国定公園や、手つかずの原風景が残る剣山国定公園などの豊かな自然を満喫できます。自然豊かなことからアウトドアアクティビティが充実しており、サーフィンやサップ、キャンプ体験をするのにぴったりな地域です。
また、記事冒頭でもお伝えした通り、伊勢エビ、アワビ、サザエ等の海の幸や、木頭ゆず、相生晩茶、アメゴ、ジビエ等の山の幸など、新鮮で安全な食材を楽しむことがでるのも魅力の1つです。

今回の記事では、自然もグルメも楽しむことができる大人気アクティビティ【キャンプ体験】をご紹介します！

【四国の右下エリアでのキャンプ体験】
四国の右下エリアは海・山・川がとても近くにあるのが特徴。1日で全ての自然体験を楽しむことができます。
日中は川遊びを楽しみ、釣れた魚をその日の夕食に。夜は風が木の葉を揺らす音を聴きながら焚き火を囲み、星空の下で眠りについたら、翌朝は海面に煌めく朝日を眺める。そんな風に自然の中で自分を解放し、童心にかえったような純粋な気持ちで過ごすリトリート旅が叶えられます。

現在、四国の右下観光局では、「キャンプ道具」を持っていなくても、専用の「キャンピングカー」がなくても、本物の自然環境での「アクティビティ体験」や豊富な海の幸・山の幸を使った「キャンプ飯作り」など、初心者から上級者までが手軽に気軽に「右下の魅力」を一度に満喫することができる「“四国の右下”まるごとキャンプ」の商品化を目指しています。

この「まるごとキャンプ」では、様々な道具やコンテンツを一体的に提供してくれるだけでなく、「右下キャンプマイスター」が皆さんのキャンプスタイルに応じたサポートをしてくれますので、キャンプ初心者の方でも安心してキャンプに出かけることができます。

テント設営や薪割り、火起こし、焚火等様々なことを教えてもらえることはもちろん、「自然の中で生き抜く技」「災害時に役立つ豆知識」なども教えてもらえるようですよ。

【女子旅でのキャンプ飯】
解放感のある自然の中で食べるご飯はキャンプの楽しみの1つです。
最高のローケーションで美味しいキャンプ飯をいただきながら、焚火を囲んで夜までゆっくり過ごす時間は非日常的な空間。

しかし、そのような優雅なひと時を楽しみたいという反面、慣れない環境での料理は心配、、と考える方も多いのではないでしょうか？そんな心配も「まるごとキャンプ」ではご不要！

「右下キャンプマイスター（料理のプロではありません）」が、食材やキッチン道具の準備、そして地域の「食の魅力」を語りながらキャンプ飯作りをサポートしてくれます。その場にある食材や道具を最大限に活用し、創意工夫で楽しむのがキャンプ飯の醍醐味。決まったスタイルがあるわけではないので、皆さんオリジナルのキャンプ飯にチャレンジしてみましょう！

※貸出道具：キッチンテーブル、焚き火台グリル、フラットバーナー、鉄板焼きエンバーナー、パンクッカー、ホットサンドクッカー、まな板セット、食器類等

【地域食材満載のキャンプ飯】
四国の右下エリアでのキャンプでは海・山・川の美味しい食材をいただくことができますので一部ご紹介！

■魚介類
鮎やアメゴが棲む清流で川釣りを行い、手長エビやモクズガニを捕まえたりし、その場で食すのもキャンプの醍醐味。
伊勢エビやアワビ、サザエといった食材はもちろん、しらすも美味しくいただくことが出来ます。
釜揚げしらす丼は新鮮な釜揚げしらすを熱々の炊き立てご飯の上にふんわりとのせて、徳島特産のすだちを絞れば、それだけでごちそう。
キャンプでは珍しい地元で取れたお魚のお刺身が提供されるのは右下キャンプの嬉しいポイント！
うつぼは、右下エリアの中でも主に「海部郡」で食される食材で、干物、唐揚げ、すき焼き鍋等で美味しく食べられる高級食材だそうです。

■ブランド肉-阿波牛・阿波尾鶏・シシ肉-
「阿波牛」は四国の右下エリアに来たらぜひ食べて欲しいと地元の方が自信を持っておすすめする徳島が誇るブランド牛です。
分厚いお肉でも口に入れた途端にとろけ出す柔らかさ。溢れんばかりのジューシーな肉汁。
コクのある旨味が噛むたび広がる阿波尾鶏も、炭火で焼いて味わってみてください。
シシ肉は限られた猪しか食用に適さないため貴重な食材だそうですよ！

■その他食材-ゆず・果物-
ゆず栽培の技法を全国に広めたゆずの聖地としても知られている四国の右下エリア。
金色に輝く大玉のゆずは豊かな香りを爽やかな酸味を持っており、ゆず味噌やジュース作りをするのもおすすめ。
那賀町特産の「相生晩茶」は茶葉を発酵させる独特の製造方法でカフェイン含有量が限りなく少ないため女性には嬉しいお茶です。

【自然に囲まれたアクティビティ体験-昼間-】
海・山・川でキャンプを楽しむことができるため、ダム湖SUPやテントサウナ、ポタリング&チェアリング、ゆず採り体験等バラエティ豊富なアクティビティ体験が可能です。

ダム湖SUPをたっぷり楽しんだ後にテントサウナで暖まることができるので、夏以外でも海・川で遊ぶことができます！ポタリングでは、阿南市蒲生田岬に訪れることもおすすめ。四国の最東端であり朝日が見える場所です。
キャンプのアクティビティと聞くとハードルが高そうですが、女性でも楽しむことができるアクティビティもたくさんあります。

・ポタリング・・・自転車で頑張らない程度にのんびり散歩をすること
・チェアリング・・・椅子をいろいろな場所に置き、くつろいだりして楽しむアクティビティ

【自然に囲まれたアクティビティ体験-夜間-】
火が落ちてから楽しむことができるスウェーデントーチや星空観測も外せないアクティビティ。
自然の音に耳を傾けながら星空を見上げれば、体も心もリラックスできます。

・スウェーデントーチ・・・垂直に立てた木の幹に切り込みを入れて燃やし、手軽に焚き火が楽しむもの

【右下だけで味わえるキャンピングカー】
「右下まるごとキャンプ」では、キャンパーの皆さんが手軽に気軽にキャンプを楽しんでいただくため、徳島トヨタ自動車とのタイアップにより、お客様のキャンプスタイルに応じて、四国の右下でしか味わえない３種類の「キャンピングカー」をレンタル提供してくれます。

　○HARD CARGO（ハードカーゴ）
　○HILUX（ハイラックス）
　○RICORSO（リコルソ）※ハイエースベースのキャンピングカー

▼徳島トヨタ自動車HP
https://www.t-tokushima.jp/ftporter
https://www.t-tokushima.jp/outdoorlife#u20210908114009

自然な体験以外にも素敵なカフェやレストランもたくさんあります。
今回はフォトジェニックなカフェもご紹介。
「CafeRestaurant Chouette & Patisserie Cocco」は阿南市のフレンチの人気店「Restaurant Loup」のシェフが監修した、2022年9月にオープンしたばかりの古民家カフェレストランです。実はこの古民家はオーナーシェフのご実家。ここでお店を開くことが夢だったのだそう！
加茂谷で採れたフルーツや材料を多く使っており、時期によってメニューは大きく変わります。

私はマンスリーパフェの苺のパフェ（12月限定）をオーダー。
たっぷりのフレッシュな苺に、苺のアイス、フロマージュブランのムースにシャンティ…。何層にも丁寧に重ねられたパフェは、一口食べるごとに様々な味と食感が口の中で広がります。
メニューが変わるごとに、繰り返し訪れたくなるカフェです。

四国の右下は実はサーフィンの聖地であり、徳島南部には魅力的な海岸がたくさんありますが今回おすすめしたいのは「大砂海水浴場」。

海岸美で有名な八つの坂と八つの浜の名勝で知られている八坂八浜の中の一つで、環境省が選定する日本の快水浴場百選の特選にも選ばれている海水浴場です。

国道55号をドライブしながら海陽町へと入り、トンネルを抜けた先にキラキラと輝く海が見えた瞬間、思わず「わぁ…！」と声を上げてしまいました。

オフシーズンは人も少なく、透き通った穏やかな波が打ち寄せてはかえす美しい白浜をひとりじめ。ただここにいるだけで心が潤いを取り戻していくかのような、贅沢な時間。

コーヒーをtakeoutし、美しい海でぼーっとするのもいいですね♡

今回、徳島県の四国の右下エリアの魅力をご紹介しましたがいかがでしでしょうか？
波音や川のせせらぎ、木々のざわめきをBGMに、気の向くままに自然と遊び、土地の豊かな恵みをお腹いっぱいに味わう。次第に五感が解き放たれ、目に映る自然がどんどん輝いて見えてくるような時間を過ごすことができました。空港への帰路は、行きに来た時よりも心が軽やかになっているのを感じられるはず。

東京から飛行機で1時間で行ける、大自然のデスティネーションでのリトリートキャンプ旅。心と体に元気をチャージしに、ぜひ訪れてみてください♡