Q. 現在のマカオのコロナ禍での状況を教えて下さい。

A.
「国際的な人の往来再開に向けた段階的措置と入国制限の緩和を受けて、日本から観光目的での海外渡航も少しずつ希望が近くなってきています。
そこで気になるのがマカオへの渡航再開の時期ですが、これまでのところ正式な発表はありませんが、マカオ市民のワクチン接種率が80%に達した時に海外との往来を検討するという現地報道が出ています。
日々刻々とワクチン接種完了者の率が高まるマカオでは、往来再開のその日に向けた準備が進められています。
渡航ができるようになった時、TabiMUSEをご覧の皆さんは、どんなマカオ旅行の夢を思い描きますか？極上のスパでリラックス、最高のレストランで食事、それとも最新リゾートでホテルステイ？
マカオにはそんな夢を叶えてくれる要素が全て揃っています。
コロナ禍でも現地では今年3つのリゾートがオープンし、これからも続々とアジアはもとより世界初のユニークなテーマホテルが開業を控えています。今回は今年開業した３つのホテルにフォーカスして、マカオで楽しむホテルステイのおすすめをご紹介します。」

「今年最初にオープンしたリゾートはザ・ロンドナー・マカオ。名前のとおりロンドンがテーマです。
隣接するヴェネチアンとパリジャンと合わせて巡れば、ヨーロッパ周遊気分に浸れます。
全室スイートルームのロンドナーの客室は英国王室の名を冠していて、室内はイギリスのクラフトマンシップを感じるインテリア。
バスルームにもイギリス「アロマセラピーアソシエイツ」のアメニティを採用していて、コスメ好きは注目です。」

「今後もリゾートのアンバサダー、デビッド・ベッカム氏プロデュースのスイートルームも登場します。
イギリスといえばアフタヌーンティーの本場ですが、ザ・ロンドナー・マカオではイギリスで買い集めたビンテージのカップでおいしい紅茶を楽しむことができます。
また館内の至る所にロンドンらしい体験ができるインスタレーション「ロンドナー・モーメント」が点在し、カメラ片手に散策するのがおすすめです。」

「次にオープンしたのはリスボエタ・マカオ。
エンターテイメントや飲食店から順次開業しています。
リスボエタはマカオのかつての宗主国ポルトガルとマカオの文化、交流、そして人々をテーマにしたリゾート。
リゾート内は新旧マカオゾーンに分かれ、オールドゾーンではノスタルジックなマカオ体験ができます。
ローカル喫茶の茶餐廳をモチーフにした「スタンレーズ・カフェ」ではレトロポップな空間の中マカオで人気の味覚をおしゃれに楽しむことができます。
また、館内にはマカオの夜市を再現したものもあり、ばっちりローカル体験もできます。
今後はフラッグシップのリスボエタ・ホテルに加え、「LINEフレンズホテル」とフランス「ロクシタン」がフルプロデュースする初のホテルが登場。
ロクシタンらしい色合いのカラーでコーディネートされた静かな空間でリラックスした滞在が楽しめます。アメニティはもちろんロクシタン社製。」

「そして7月末に開業したグランド・リスボア・パレスは、マカオ半島側の老舗「リスボア」系列最新のホテルで、先にフラッグシップのグランド・リスボア・パレス・ホテル（五つ星デラックス）がオープンしました。
マカオらしいポルトガルと中国の融合を優雅なインテリアで表現しています。
レストランも高級ポルトガル料理店や著名デザイナーが手がけた中国料理店などがラインナップ。
東京ドーム1.５個分を誇る大きなラグジュアリーショッピングモールも開業間近です。
グランド・リスボア・パレスはさらに2軒のホテル開業の準備を進めています。
一軒目はアジア初登場のパラッツォ・ヴェルサーチ。ヴェルサーチらしい大胆なデザインが特徴。
もう一軒はシャネルやフェンディなど一流メゾンのトップを務めたカール・ラガーフェルド氏プロデュースのカール・ラガーフェルド・ホテルと、今後マカオで世界的デザイナーたちの真髄に触れることができそうです。」

Q. 最後に旅が大好きなTabiMUSE読者の皆さんに、メッセージをお願いします。

A.
「引き続きマカオは楽しさがとまらないデスティネーションに進化をし続けています。
これまでのようにアクティブに街歩きに出かけることはもちろん、リゾートのバラエティが豊かなマカオではゆったりとホテルステイを楽しむのに最適な旅先です。
おいしい！楽しい！気持ちいい！の全てが揃ったマカオ。久しぶりの海外旅行、旅先の候補に選んでもらえたら嬉しいです。」

皆さん、いかがでしたでしょうか？

アジアとヨーロッパの魅力がぎゅっと詰まったマカオで、のんびりホテルステイをするのが楽しみですね。

以上、2021年12月1日現在のマカオ最新情報でした！