お仕事終わりに、羽田空港で今回の旅の相方・MUSEのNazuki Taraちゃんと合流し、ユナイテッド航空の深夜便でまずはロサンゼルスへ。

目的地のカリフォルニア ディズニーランド・リゾートの最寄りであるオーランド国際空港へは日本からの直行便はなく、トランジットする必要があります。

深夜便を使えば自然と睡眠も取れて、時差の調整もできるので時間のない弾丸旅の強い味方です。10時間+5時間のフライトでぐっすり眠り、オーランド空港に着いたのは朝6:00。朝から元気に行動することができました。

空港からホテルへのアクセスは、WDWオフィシャルホテル宿泊特典の無料送迎バス「Disney's Magical Express」で。

ホテルの予約番号で事前にweb予約すると、空港からダイレクトにホテルまで連れて行ってくれます。予約の際にフライト番号を事前に伝えるため、飛行機が遅延してもハラハラする心配もなく安心です。

専用カウンターで予約を照合すると、そこからもうディズニーの世界！かわいいバスに乗り込み車内で流れるパーク紹介の映像を見ながら、どんどん気分が高まってきます…♡

30分ほどでホテルに到着。
今回宿泊したのはファミリーやハネムーナーにも大人気の「Disney's Animal Kingdom Lodge」です。ホテルの敷地内に広がるサバンナには草食動物たちが自由に暮らし、サバンナビューのお部屋からは動物を見ることができる、世界的にも珍しいホテルです。

チェックインの際にオフィシャルホテル宿泊者には無料でもらえる「マジックバンド」を受け取り、PIN Codeを設定。このマジックバンド、リゾート内でクレジットカードやホテルのルームキー、パークチケットなどの役割を果たすまさに魔法のバンド！滞在中大活躍でした。

事前にwebでカスタマイズしておくと色の変更や名前の刻印が可能で、私たちはピンクでお揃いにしました❤︎

ホテルのお部屋はアースカラーが落ち着くサバンナビューのDeluxe Room（嬉しいバスタブ付き！）。お部屋のいろんなところにミッキーがいたり、アメニティまでディズニーで、これぞオフィシャルホテル！

少しホテル内を散策すると、アニマルウォッチングができる共有テラスがいたるところにありました。動物は朝が狙い目と聞いたので、翌朝に期待です♡

ホテル散策もそこそこにさっそく1つ目のエンターテイメントエリア「Disney Springs（ディズニースプリングス）」へ移動します。ホテル↔︎パーク間は無料バスが運行されており、広大なリゾート内の移動も楽ちん。

ディズニースプリングスはグルメやショッピング、エンタメが楽しめるショッピングモール。チケットがなくても自由に入ることが出来るので、到着日のお買い物や食事にもぴったりです。

到着早々、小腹が空いていた私たちは本格ショコラトリー「THE GANACHERY」へ。お目当てはミッキーのかわいい大人向けチョコレート！ひとつから買うことも出来ますが、6pcs BOXに好きなフレーバーのものを詰めてもらいました。

ディズニースプリングスには他にもディズニー限定のものがたくさんあり、見つけるとつい手が伸びてしまいました。お会計はマジックバンドひとつで完了するのでとってもスムーズ！

甘いものを食べたら飲みたくなるのがコーヒー！

事前にチェックしていたオリジナルデザインのラテアートが注文できる「Joffrey's Coffee & Tea Company」でコーヒタイムにしました。Lipplesというアプリから自分でデザインした画像を読み込み、お店でマシンに転送。+50セントでラテに印字してくれるといったシステムです。

今回一緒に行っているたらちゃんが機内でデザインしてくれた'Sofie & Tara in Florida Walt Disney World'とプリセットで選べるミッキーのデザインで注文。それが、想像以上のかわいさで大満足でした♡

ミッキー、ミニー、ドナルド、グーフィーの4柄はアプリがなくても注文が可能でしたが、思い出になるので名前や日付を入れてデザインするのがおすすめです！

いざ、パークインに向けて、世界最大級のディズニーストア「World of Disney」でお目当てのイヤーキャップをゲットしておきました。ずらりと並ぶ種類の豊富なカチューシャに壁一面のぬいぐるみたち…日本にはないグッズたちに目を奪われ、予想以上に長居してしまいました。

続いてはバスアイテムのお店「BASIN」へ。店内に入るとバスボムのいい香りが広がります。ここでは限定のミッキーのバスボムを迷わずお土産にゲット！

重たいお土産でもオフィシャルホテル宿泊者限定のサービス「ショッピングデリバリー」を使えば、重い荷物を持ち運ぶ心配がいりません。お会計の際に、デリバリーを使いたい旨を伝えて専用の用紙に記入、24～48時間後にホテル内のギフトショップで用紙の控えを提出すれば受け取れる便利なサービスでした。

5月でも日中は30度超えの暑いフロリダ。お買い物で喉が渇いた私たちが狙っていたのは「Amorette's Patisserie」のミレニアルピンクのシャンパン！なみなみのシャンパンに、チョコレートでできたミニーマウスのトップがちょこんと乗った姿がたまらない❤︎

まさにシャンパン日和の気候で、お酒好きの私たちは、一瞬で飲み干したのでした。シャンパン以外にもミッキーの形をしたスイーツもたくさんあったので、お酒が苦手な方もぜひチェックしてみてくださいね。

WDW内を縦横無尽に繋ぐバスですが、「Disney Springs」から次の目的地「Disney's Animal Kingdom」までは直行のバスがなく、どこかのホテルで乗り換える必要があります。時間の節約のため、ここはリゾート内を走るタクシー「ミニーバン」を利用することにしました。

事前にダウンロードしておいた「Lyft（リフト）」という配車アプリでピックアップ場所と目的地を入力するだけでOK。支払いも登録のクレジットカードからの引き落としです。

Lyft（リフト）は、Uber（ウーバー）と同じ仕組みですが、ここWDW内ではこんなにかわいいバンが迎えに来てくれます！ピックアップ場所は各拠点ごとに決められており、わかりやすい看板が出ているので、迷うこともなくスムーズでした。

ミニーバンで向かったのは1つ目のパーク「Disney's Animal Kingdom」。7つのエリアに分かれた広大な敷地は、アトラクションのほか約300種類もの動物が生息する、まさに動物の王国です。

パークへの入園もゲートのミッキーのマークにマジックバンドをかざし、指紋を読み込むだけで完了。もちろんスタッフがサポートしてくれるのでわからなくても大丈夫。

入園前にはセキュリティチェックがあり、セルカ棒は持ち込めないのでご注意を。アニマルキングダムでは動物たちの安全のために、風船とプラスチックのストローは禁止されているのだそう。

自然溢れる道を進んでいくと、目の前が開けアニマルキングダムのシンボル「Tree of Life」が姿を現します。巨大な樹には約300種類もの動物が彫られ、ダイナミックなのに繊細な美しさが魅力的。

4大パークの中で最大の敷地面積を誇るアニマルキングダム。エリア間の往復で時間をロスしないよう、“ぐるっと一周一筆書きで廻ろう！”と作戦を立てていた私たち。ポップな恐竜がかわいいダイノランドUSA、オリエンタルな空気が漂うアジアエリア、サバンナが広がるアフリカエリアの順でまわっていきました。

中でも足が止まったのはアフリカエリアにある人気のHarambe Marketという屋外フードコートのエリア。ちょっと変わったミッキーの壁画や、同じポーズで写真を撮りたくなる”YOU ARE MOST BEAUTIFUL”と書かれた壁など、かわいいスポットが多かったです。”MOST BEAUTIFUL”の壁はマーケット最奥にあるので隅々まで探検することをおすすめします❤︎

WDWではアプリやパーク内に点在する機械「キオスク」から、簡単に「ファストパス・プラス」を取ることが出来ます。
ファストパス・プラスとは、ディズニー直営ホテルや提携ホテルの宿泊者は、60日（＋宿泊日数）前から事前にオンライン予約できるサービスのこと。

通りがかったキオスクでアトラクションを見ていると直近のライオンキングのショー「Festival of the Lion King」のファストパス・プラスに空きが。迷わず確保し、待ち時間なしで人気のショーを観ることができました。ファストパス・プラスの状況はかなり変動するので、パーク内でもマメに確認するのがおすすめです。

専用劇場で行われるショーは歌とダンス、そしてワイヤーや鉄棒を使った迫力のパフォーマンスに、なんとファイヤーダンスまで！シンバ、ティモン、プンバが登場して歌う名曲「ハクナ・マタタ」で会場は大興奮でした。

ショーを楽しんだ後は、次のファストパス・プラスを待つ時間までおやつ休憩にすることに。レジの待ち時間を回避するためアプリから事前に注文し、専用カウンターで受け取れる「クイックダイニングサービス」を利用してみました。

お店に到着するタイミングで、アプリから通知を入れるとフレッシュな状態で受け取ることができるのが画期的！クイックダイニング対応のお店「Flame Tree Barbecue」で注文したフレンチフライがあまりに美味しくて、ふたりで無言で平らげたのでした。笑

事前にファストパス・プラスを確保し、楽しみにしていたミッキーとのグリーティングへ！アニマルキングダムではサファリルックのミッキー&ミニーと3ショットが撮れる穴場なのだそう。待機するお部屋も世界中を冒険したミッキーとミニーの思い出の写真がたくさん飾られていました❤︎

待ち時間もほとんどなく、念願のビッグカップルとのご対面！バタバタするのかなと思っていたら一組ずつしっかり時間を確保してくれて、何パターンも写真を撮ってくれました。帰り際、カメラマンさんの持つ端末にマジックバンドをかざすと撮影データがアプリ内「PhotoPass」に入り、閲覧や購入をすることができます。30日間サンプル画像も見られるので帰国後のおたのしみにするのもいいかも。

太陽も傾き始めたころ、アプリで待ち時間を確認するとサファリツアー「キリマンジャロ・サファリ」が空いてきていたのでスタンバイで体験することに。

本格的なサファリカーに乗り込み、いざ広大なサバンナへ。森を群れで駆けるキリンに岩を飛び移るライオン、水辺から鋭くこちらを見るフロリダらしいワニたち。夕焼けでほんのり色づいた空が美しく、まるでアフリカのサバンナにいるような気にさせてくれます。

ガイドさんの情報量の多さに加え常に何かしらの動物が見られる状況、息つく暇もない大満足のツアーでした。自分がここまで自然の美しさに感動できることすら知らなかった程、すべてが想像を超えた圧巻のスケール。心が満たされる経験になりました。

最後のアトラクションは世界中が大絶賛するアバターエリア「パンドラ」へ。映画の世界そのままの奇妙な木々に、空中に浮かぶ岩、一歩足を踏み入れた瞬間から鳥肌が止まらない！

あまりの人気にファストパス・プラスが確保できなかったアトラクション「AVATAR FLIGHT OF PASSAGE」はスタンバイで体験しました。待っている間もリアルなパントラの世界に魅入っているとあっという間。

アトラクションはバンシーの背中に乗って美しい惑星パンドラの世界を飛び回る3Dアトラクション。跨ったバンシーから感じる鼓動に吹き抜ける風、目の前に広がるあまりに美しい光景に涙で視界がぼやけます。今まで人生で体験してきたアトラクションで一番感動するものになりました。

胸いっぱいのまま外に出ると日もすっかり落ちて真っ暗に。夜のパンドラには不思議な光が灯って、さらに幻想的な雰囲気でした。

閉園時間の21:00近く、出口へと向かう帰り道すっかり表情の変わったTree of Lifeに見送られながら、パークを後にしました。ディズニーパークの概念を大きく覆す自然の王国アニマルキングダム。

もちろん子供から大人まで全世代が楽しめるパークではありますが、たくさんの経験をして色々なものを見てきた大人だからこそ、”心が動く”瞬間にたくさん出会える場所だと感じました。フロリダ1日目、日本でバタバタで片づけた仕事や長時間のフライトなんてすべて帳消しになる、心に残る経験ができました。