朝は少し早起きしてお庭を散策。
色々な種類の動物の鳴き声が聞こえてきます。
毎日6時半頃にはクジャクも現れるんだとか。

ホテルを8時頃出発し2時間ほどかけてChand Baori（チャンド・バオリ）へ。
ここは個人的に絶対寄り道したかった場所。

インドには昔から使われていた階段井戸と呼ばれる井戸がいくつもあるのですが、ここはその中でも最大級の場所。

9世紀に創られて、発見されるまでは地中に埋まっていたんだそう。
階段の総数は3,500、階数は13階。
その迫力についつい大興奮でした。

▼Chand Baori
http://www.chandbaori.org/

Chand Baori（チャンド・バオリ）を出ると目の前には路面店がいくつかあります。
そこで大理石でできたTaj Mahalのマグネットを発見。
Agraの地域では大理石の技術が盛んで有名なので、思い出にお買い上げ。

すぐ隣のお店でバングル作りを見てかないかと招かれ、その作業工程にすっかり見入ってしまいました。

こういう職人さんの姿を見るとあまり意味のない値切り交渉は出来なくなりますね。
そして誰から物を買うかという部分がとても重要な事だなと改めて痛感しました。

ピンクシティの名称で知られるJaipurに到着。
そもそもなぜ街全体がピンク色なのかというと‥

旧市街の建物が全て赤砂岩で創られているのも理由のうちの1つなのですが、1876年イギリスのプリンスを迎えるためにヒンドゥー教の歓迎の意味を持つピンク色にしたんだとか。

私達はGliz Hotelの中にあるインド料理レストランでランチをする事に。
こちらのバターチキンカレーはレススパイシーと伝えるととても食べやすかったです。(これは海外旅行者仕様。)

このレストランには占星術手相占い師の方がいらっしゃったので私達も占っていただきました。
Jaipurは昔から占星術が有名でヒンドゥーの方も生活の中に取り入れている方が多いそうです。

過去の自分やこれからの事（仕事や恋愛など）聞きたい事を教えてくれます。
最後に自分に合った原石を教えてもらい、ワクワクしながらJaipurの街に繰り出します。

▼Raj Mahal Restaurant
http://www.hotelglitzjaipur.com/index.html

最初に向かったのはJantar Mantar（ジャンタル・マンタル）。
入り口に向かう前にHenna Tattooを見つけ書いてもらう事に。
インドでは結婚式の時に書く事が多いんです。

さて、準備が出来たらいよいよ中へ。
18世紀前半の君主は政治家としてだけでなく科学者としても優秀で、日時計を含む天体観測施設をインド北部に5ヶ所設立したそう。
ここはその5ヶ所中でも一番大型な場所。

今でこそ私達は携帯やネットで簡単に時間や星座を知る事が出来るけれど、昔は太陽の光と影を読み取って時間を計測していたんです。

▼Jantar Mantar
http://www.jantarmantar.org/

歩いてほど近い距離にあるCity Palace。
18世紀に建てられた宮殿で歴代のマハラジャ達が受け継ぎ、今でも敷地内に居住しているのですが一部が観光客に開放されているんです。

中にはマハラジャ家の歴史や衣装、武器などが展示されていました。

▼City Palace
https://royaljaipur.in/index.php/plan-your-visit/the-city-palace/

現在でも居住エリアになっているチャンドラ・マハルの中庭には四季を表す美しい扉が4つあります。
ここは有名なフォトスポット。

ピンク色が美しいディワニ・カースの広場には、ギネスに「世界で一番大きな銀製品」として認定された銀のツボが飾ってあります。
こちらは当時のマハラジャがイギリスに渡る際、沐浴用にガンジス川の水を運ぶ用途で創られたそう。

昔の王族は発想がすごい。

Jaipurといえば宝石の街としても有名です。
世界各国から集まった宝石はこの地で磨かれ世に出て行きます。

インド国内でも採れる原石は18種類。
Jaipurではガーネットが採れるそう。
街には800以上ものジュエリーショップがあり宝石好きの方にはたまらない場所です。

天然物の原石はお店によって置いてある石が違うので、同じ種類の石でも輝きや大きさなど色々と見比べてみるのがおすすめです。

たくさんの宝石を見て回り心惹かれる物を一晩考える事にして、ホテルへ向かいます。

Jaipurの象徴とも言えるHawa Mahalが通り道だったので少し寄り道。
今まで見かけた多くの写真は昼間の姿だったので夜のHawa Mahalはとても新鮮でした。

▼Hawa Mahal
http://www.hawa-mahal.com/

ホテルに到着。
こちらのホテルも元々Palaceとして使われていたところを選びました。

客室数が20室弱なのでとても丁寧に対応してくれます。

ウェルカムドリンクを頂きお部屋に案内して頂きました。
ジャイプールらしい壁のデザインやバスルームのタイルの模様。
ブロックプリントをあしらったバスローブもとっても可愛い。

着いた瞬間また来たいと思える雰囲気。

▼Royal Heritage Haveli Jaipur
http://www.royalheritagehaveli.com/

荷物を下ろし早速夜ご飯へ。

この日は私達、日本人にとって特別な日。
日本から3時間半遅れて新元号のお祝いをする事に。
SULAというインドブランドのシャンパンで乾杯。
Moetなどに比べると少し炭酸が弱いかなという感じ。

夜ご飯はチキンティッカとクリームリゾットにしました。